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安価なものからちょっとお高いものまで。

どうやって選べばいい?おうちのWiFi環境・機器編①

■はじめに

知人から

   「ネットが遅いんだけど・・・」

と相談されました。

 

一重に「ネットが遅い」といってもやりたいことによってまちまち。

「ダウンロードに時間がかかる」

「動画/ゲームがカクカクする」

「生配信してるけど固まる」

「コンビニWiFIのほうが快適」

 

こんなカンジでお悩みの方、いらっしゃいませんか?

 

「家はWiFiなのに!」という方含め、今回はご自宅のWiFI環境についてのお話。

 

■ネット速度測ったことありますか?

先に挙げたようなお悩み。

すべて「通信速度」「伝送速度」が関係しています。

 

量販店などで「高速WiFi対応」と書かれた機器を買っても、

本当に速度が出ているのかがわからないと対処方法がわかりません。

 

もし、ご自身の悩まれている環境で、速度を測ったことがなければ

まずは下記のようなサイトで一度測定してみてください。

 

fast.com

 

■えむ・びー・ぴー・えす??

著者も条件3つで測定してみました。

 

大きな数字がダウンロード側、右下がアップロード側です。

(下図参照)

 

重要になるのが「Mbps(メガ・ビー・ピー・エス)」。

これが「通信速度」「伝送速度」です。

詳細は割愛しますが、この数字が大きい方が「高速なネット」となります。

 

ダウンロードとアップロード

よく「デスクトップPCのすごい数値は最新のPCですか?」と聞かれます。

が、10年前に購入したマウスコンピューターのデスクトップです。。。

 

通信速度はどれくらい必要?

ネットの目的はそれぞれ違うかと思うので、

それぞれの用途に必要とされる推奨速度をまとめてみました。

 

 

Webサイトを閲覧するだけであれば、~5Mbpsもあれば十分。

一方で、4K動画を見たり、さらにはオンラインゲームや生配信をしようとすると、

20Mbps以上の速度が必要になります。

 

さらに、ここで重要になってくるのが、

 

 オンラインゲームや生配信には「アップロード側が重要」ということ。

 

動画を見るだけであれば、ネット上からデータを持ってくる=ダウンロードが

重要な数字ですが、オンラインゲームや生配信は

 

     あなたからデータをネット上に送る形になる

 

のでアップロード側を気にしなくてはいけません。

 

なお、オンラインゲームや生配信では「レイテンシ」という数字も非常に重要な指標になってきます(後述)。

 

無料WiFiの速度ってどれくらい?(参考)

最近、コンビニやスタバなどのカフェでも無料WiFiが提供されていたりしますよね。

 

参考までに、これらがどれくらいの通信速度が出ているのか見てみましょう。

 

 

どうやら、コンビニではセブンイレブンやスタバではそこそこ高速なネットが使用できるようです。

(注意:決して居座ることを推奨しているわけではありません。)

 

ここで言いたいことは、自宅の速度がこれらの数字よりも下回るようであれば

「うちのネット、外より遅い!!」

ということになりうるわけです。

 

オンラインゲーム/生配信で大事な「レイテンシー

先に、オンラインゲーム/生配信で大事な指標があると書きました。

 

    それが   レイテンシー(ping)」  です。  

 

その数値はPing値のms(ミリ秒)で表されます。

ざっくりいうと「やまびこ」が返ってくるまでの遅延時間のようなもの。

 

 

この数字は小さければ小さいほど良く、逆に大きいと「ラグ」ります。

機敏な速度が溶融されるゲーム(APEX, フォートナイト, スマブラ)などでは、

Ping値の推奨は15ms以下ともいわれています。

 

上図の右の測定例でいくと、4G回線ではゲームや生配信をするのは難しいということがわかりますね。

 

まとめ

今回のまとめです。

1.まずは通信速度「Mbps」を測ってみましょう。

2.用途に応じて必要なMbpsは違う。

  特に動画やオンラインゲーム、生配信では速い速度が必要です。

3.オンラインゲームや生配信では

  アップロード速度 と レイテンシーが大事。

 

 

次回は、もう少し踏み込んで「WiFI機器」のお話を中心にお送りする予定です。